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2番目にご紹介するスタイルは、「クラッチブーケスタイルです」

クラッチブーケスタイルとは、茎を見せた花束風のものをリボンや紐でざっくりとまとめたブーケのことを呼びます。

ここ数年で最も選ばれている今流行のスタイルでもありますね!

特徴として、

お花の茎をみせたナチュラルな仕上がりになるので

ガーデンウェディングやリゾートウェディング、2次会などカジュアルなウェディングにとてもよく似合います。

 

クラッチブーケといっても、実は形は無限大です。

おおまかに分けると、縦長なものと、横長のもの、丸くてコンパクトな形のもの、に分かれます。

お花の特性によって向き不向きもありますし、なりたい自分のキーワード(大人っぽくなりたい、可愛らしくみせたい、モダンに仕上げたいなど)もフローリストに伝えながら決めていくと良いと思います。

またクラッチスタイルの良いところの一つとして、

束ねたリボンや紐などで植物だけでなく個性を出すことができます。お花と異なるリボンの色を選べばアクセントとなり、またリボンを長く垂らしてリボンの流れを美しくみせたり、そしてリボンや紐の素材も、シルクや麻、革紐に至るまでこだわることで、よりなりたい自分に近づけると思います。

そして、最後にひとつ注意することが。

クラッチブーケは、茎をみせる=保水力が弱い。

持っている間は特に、お花たちは保水を全くしていない状態です。

保水の部分を頭の片隅に置いてもらいながら

どのくらいのお時間ご使用になるかなどもフローリストに伝えてもらいながらお花の組み合わせやその形も決めていくことが大事になります。ご自分が大切にしていることを優先順位をつけてお話しいただけたら決めやすいと思います。

ブーケを選び迷う時間さえも楽しい時間にしてもらえたら幸いです。ブーケに選んだお花は、きっと忘れられない想い出のお花になりますよ!

ウェディングブーケには、様々なカタチ(スタイル)があります。

昔から存在するスタイルや現代ならではで生まれたスタイルなど、それはこれからも増えていくんだろうと思います。ウェディングも年々進化し続けているんだなあと感じる部分でもありますね。

今日はラウンドブーケについてお話しします!

丸い形のブーケのことを「ラウンドスタイル」と呼んでいます。昔から存在し、最もポピュラーで永く愛されているスタイルです。

昔はお花や葉に全てワイヤーをかけてそれを丸い形に束ねていました。でも植物を保水するブライディーというスポンジがついたブーケホルダーが出来てからは、お花をそのスポンジに差して丸くアレンジしています。なので保水力が一番高いスタイルになります。保水力が高い=一番お花が長持ちする、ということです!

保水力が高い「ラウンドブーケ」、その保水の面からお話ししますと

どうしてもガーデンで長時間ブーケを持つシーンがある、とかロケーションフォトで色んな場所を移動しながらお写真を撮りたい!など長い時間お花の使用が必要な時には、ラウンドブーケをおすすめします。

(お花もフローリストと相談しながら長持ちするお花のセレクトも重要です!)

本当は…、そのシーンやそのお衣裳ごとにブーケを代えていただいて、お花を長時間使用するのはおすすめ出来ないというのがフローリストとしての正直な気持ちではあるんです。。。植物はとても繊細なもの、なのです!

ラウンドブーケは、どんなお衣裳にもよく似合います。Aライン、マーメイド、プリンセスライン、スレンダー、着物に至るまで。形がコンパクトであるというところが、どのお衣裳にも似合うポイントですね。

ただ、ラウンドのそのサイズ感は大切。通常の大きさは20~22㎝くらいになりますが

30㎝を超える大きなサイズのブーケを持ちたいときはラインの強いマーメイドやスレンダーのようなドレスには

大きく感じてしまうかもしれませんしドレスの美しいラインが出にくくなってしまうかも。

でもお花いっぱいの大きなサイズのラウンドブーケ素敵ですよね。。。

そんな場合は、持つ位置に気を付けてみてください。思いっきり上半身やお顔に近づけて持ってスカート部分の曲線を出したり、また正面ではなく横の位置で持ってみたりしてみてください。ドレスのラインを生かしながら持ちたいブーケを持つこともポイントを押さえたら素敵にできますよ!

そして先ほどお話ししたブライディーにアレンジするラウンドブーケは、お花の組み合わせも自由自在。

大好きな一種類のお花のみでつくっても良し、季節の小花をいっぱいに自然な感じも素敵。そしてお花は丸くコンパクトにしながらも葉物で少し遊びを出したい…など自由にアレンジできるスタイルです。

丸い形=可愛い、だけでない自由で万能な「ラウンドスタイル」、おふたりだけのスタイルをぜひ選んでみてくださいね!

花嫁にとって一番身近で長い時間共にするウェディングブーケ。

一番のこだわりどころでもあると思います。上手く選べるか自分だけのお気に入りを見つけられるか迷われているおふたりへ、そのウェディングブーケをスムーズに選ぶポイントをお伝えします!

①TPOやロケーションに相応しい色を選ぶ

今は自由度が増してきていますが、やはりそのロケーションやどんな結婚式に持つブーケか?というところはとても大事です。古くからの厳かな挙式会場やチャペルなどには、やはりクラシカルなホワイト系のお花がよく似合います。そんな場所にはお色を加えるとしてもなるべく柔らかい淡い色をアクセントにするとお写真映えも良く、どんなお客様からも喜ばれます。

現代的なチャペルや個性的な挙式会場には、同じホワイトでも流行を取り入れて個性を出してください!

またガーデンやビーチなどのウェディングはカラフルな色合い、また自然に溶け込むように葉物がたくさん入ったグリーン色が入ったブーケ、自然に映える色をアクセントにしても良いですね!

②ブーケを持つ自分をイメージして、なりたい自分に合う色を選ぶ

まずは、自分自身が大好きな色!というところが一番です。さらに、お招きしたゲストの皆さまにどんな風に思われたいか?例えば「〇〇ちゃんらしいね」などいつもの自分らしい印象になりたいか。もしくは「いつもの〇〇さんと違う!」自分など普段の自分ではないいつもとは違うギャップのある姿を見せたいかなど。なりたい自分を頭の中で創造してみてください。そしてなりたい自分の花嫁姿を決めたら、そこにテーマをつけておくとブーケだけでなく、色々な装飾やウェディングアイテムを決めやすくなると思います。

どの色がどのテーマに合うかなどに迷ったら、私たちフローリストにどんどん相談してくださいね。

③お衣裳に合う色を選ぶ、そして季節感を大事にする

白系のウェディングドレスには、ブーケのお色も選びやすいかと思います。カラードレスや色打掛などのお着物はお衣裳との相性がとても大事になってきます。

カラードレスには、洋服の組み合わせを選ぶように、頭の中で創造しながらご自身の好きな組み合わせで選んでみてください。どうしても迷ってしまうようならば、同系色で濃淡をつけるまたは補色をメインにしながら補色が目立ちすぎるときは補色に近い色にずらしながら選ぶとスムーズに決まります。

お着物に合わせるブーケの場合、お着物に入っている地の色やお柄の色を取り入れると素敵です。またお着物はその季節のお花や自然が描かれているので、その季節らしいお花や色合いを選ばれると良いかと思います。

お着物に合わせるブーケと同様に、ドレスに合わせるブーケも季節を感じるお色合いは大事です。寒い時期には温かい色合を、暖かい時期には涼しげな色合いは、目を安心させてくれます。

お花選びはとても迷うところだと思いますが、経験豊富なhanahiroのフローリストたちがついています。おふたりにぴったりのブーケをお選びしますので、楽しくお花を選んでいきましょう!

 

関東の桜も満開になり、そろそろ葉桜もチラチラと見え始めましたね。

ウェディングでは、ライトグリーンの爽やかな葉物や枝物がたくさん出始めました。

緑の枝物や葉物を随所に使用して、爽やかな芽吹きの季節を表現してはいかがでしょうか?

会場に入ると、爽やかな緑の空間が・・・。居心地の良さにゲストの皆さんの会話も弾みますよ!

二枚目の写真は、グリーンのシャンデリアを飾ったデコレーション。

これから旬を迎えるアジサイと、季節の花々や葉物を贅沢に活けました。シンボル的な装飾があることで

お写真映えはもちろんのこと、会場にメリハリが生まれますね!グリーンのシャンデリアがあるので、卓上のお花はシンプルに低く

飾っています。空間装飾のバランスが大事です!                                         そして、3枚目の写真は新緑の枝物をベースにして、まるでフラワーマルシェのように季節の花々を溢れるように飾っています。

お花の色合いやセレクトは、新郎新婦のおふたりが大好きなお色やお花でそれぞれの個性を出していきましょう!

こちらのお写真は、どれも鎌倉・萬屋本店でのデコレーション。とても素敵な場所なのでぜひ実際に見にいらしてくださいね!

その1:まずは、パンジーと春の小花たちいっぱいのパステルカラーブーケ。

パンジーはガーデン二ングのイメージが強いと思いますが、切花のパンジーも今は種類も豊富で、とても品質が良く長持ちします。単色だけでなく、ひとつのお花に何色も混ざった複色のパンジーが特におすすめです。

小さくてかわいらしく持ってもとても軽いので、2次会やガーデンパーティーなどにもおすすめです。

その2:春ならではのブルー色の花たちを束ねた大人な春ブーケ。

春が一番ブルーのお花がたくさん出回るのではないでしょうか・・・。ブルーというと寒いイメージが強いですが、春のブルーの花たちは、透明感があって何より花の形がとても愛らしくて触りたくなるほどです。

こちらには、先程ご紹介したパンジーの紫と白の複色のお花も入っています。パンジーの他にも、ニゲラ、ギリア、忘れな草、スイトピー、ラグラスなど色々なブルーが楽しめます。

大人っぽさと可愛らしさが共存する特別なブーケです。

 

 

その3:ミモザとライラックでインパクト大の、シンプルブーケ。

ミモザの黄色とライラックの紫の反対色を合わせてコントラストを楽しむ花合わせです。

ミモザの黄色は、華やかながらも強すぎない、春ならではの透明感あるイエロー。そしてミモザのフワフワ感が思わず触れてしまう可愛さです。

そして春だけでなく、一年を通して人気のライラック。(ライラックは冬から春が旬です。)ライラックの入ったブーケのお写真をお持ちになるお客様はとても多いです。今回は紫ですが、白と紫が主流ですね。

この時期だけの贅沢。ライラックもぜひブーケのお花にセレクトしてみては?

他にも季節に合わせたブーケ、おふたりに合わせてご提案してまいります。

ぜひHanahiroスタッフへご相談くださいね!

http://www.hanahiro.jp/wedding/w/gallery/index.aspx

 

「ブーケ、私のときも絶対作ってね!」

日々同志としてウェディングを創っているヘアメイクスタッフさんとの何気ない会話。

そしてそのブーケのオーダーが入りました!同じパートナーさんからのオーダーは、花屋冥利に尽きる喜びでもあります。

鎌倉・笹野邸でのウェディングの花嫁のこだわりは

ドレスも空間装飾も、他とは違うものに出来たら…と思われていたようです。

ブーケはガーデンを動き回りたいから、手に掛けられるリースブーケがいい!と迷いはありませんでした。

ドレスが華やかだから、ブーケはシャビーシックな印象のを作ってほしいな。

ツルがたくさん見えているほうが好き!

ドライフラワーも混ぜてもいいかな・・・、などたくさんのお好みをいただきながらもお花の内容はお任せいただきました。

お写真をいただいて、花嫁が手に持って初めて、ブーケとしてそのお花は活かされているんだなと実感しました。

絵がをが本当に素敵で、尊い仕事をさせてもらっているなとちょっぴり涙。

どうぞお幸せになってくださいね!!

年末に行なわれた目黒雅叙園でのウェディングフェア装飾の様子をお伝えします。

昨年夏にリニューアルしました雅叙園のボールルームと呼ばれる「扇」の会場。黄色の蘭オンシジューム・オブリザタムを中心に

春の光をイメージして装飾しました。テーマは「金色の春」。

 

メインテーブルは、アシンメトリーなスタイルで。今、流行の流れるようなデザインにしています。白のアジサイとクリーム色のスイトピーを使って、白は雪をイメージして、冬の雪が解けて芽吹きの季節になっていくように温もりある光を黄色で表しています。

メインテーブルの背景には、おふたりやゲストの皆様とのお写真に写り込む華やかな装飾で!黄色のフラワーシャワーが降りそそぐように木々に蘭をあしらっています。

ゲストテーブルには、見上げると光が降りそそぐようなお花が溢れるスタイル。ずっとここに居たいと思えるような華やかだけど

心地良さもある優しい黄色の花たちです。

ホテル雅叙園東京では、約20ほどの和風・洋風と個性豊かなお部屋があり、そのお部屋の雰囲気やおふたりのテーマに合わせて

色々なアイデアを出し合ってデザインを考えています。

今年も新しくそしてどこか心地良い、そんな花々をお客様へご提案していきます!

 

 

大型台風24号が大暴れする中、沖縄・宮古島にて来年のカタログ撮影に行ってまいりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮古島で約5日間の滞在。こんなに長く大がかりな離島での撮影は初めてのこと。何より生花の仕入や備品の発送の手配が大きな課題でしたが色々な方々のお力を借りて何とか無事に到着することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大田市場から運んだお花たちは、都内で見るのと変わらず綺麗!!これを見てホッとして少し自信が湧いて撮影も乗り切れる気がしました。生産者さんや仲卸さんに感謝です・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影のお花の様子は、また写真が出来上がったらお伝えしますね!こうご期待・・・。

 

今や大人気のドライフラワー。でもドライフラワーだけではウェディングとしては華やかさやインパクトに欠けることも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

このガゼボは、パンパスを始めとするドライフラワーと、プロテアなどの生花とのミックスで出来ています。ドライの風合いの良さと、生花の瑞々しさや鮮やかさの融合。ガーデンにもよくマッチしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはレセプションフラワー。アーチと同様の花々に、ランタンやゴールド色のヒンメリ(多角形オブジェ)、ブラウン調のウッドプレートなどを合わせて少し古びた感じを出しています。高低もあり、インパクトも大!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今流行のネイキッドケーキ。ホワイト&ブラウンのかすれた感じの雰囲気には

生花&ドライフラワーで敢えてアシンメトリーに飾ります。土台の切株との相性も抜群。

さりげなく流行を取り入れて、おふたりらしいウェディングコーディネートつくって行きましょう!!

青空が眩しい良いお天気の中行われたピンクカラーのウェディング。シャクヤクとバラを使ったコーラルピンクのコーディネートです。

 

 

 

 

 

 

 

ハワイらしい、ガーデンでのバンブーアーチ。サーモンピンクのドレープをさりげなく装飾。お花はシャクヤクをメインにサーモンピンクとアイボリーのバラでコントラストをつけて。バンブーアーチの装飾がシンプルだからこそハワイの美しく鮮やかな自然と調和する、そんなコーディネートです。

 

 

 

 

 

 

 

カハラホテルのセレモニーの象徴、ダイヤモンドヘッドガゼボには、バラを贅沢に使用してピンクのグラデーションの装飾にしています。花嫁のブーケも同様にバラを束ねて。バラの香りと色と質感と、五感で感じるロマンティックウェディングです。ハワイでしか出来ないコーディネートやその空気感、ぜひ皆様にも体感していただきたいです!